慶応義塾大学 KMD研究所 Fusion Industry Research Center EN
慶応義塾大学 KMD研究所 Fusion Industry Research Center

核融合 世界の供給網中核に ーー 当センター長・武田秀太郎准教授の見解が、電気新聞に掲載されました

News

2025年12月1日、当センター長の武田秀太郎(慶應義塾大学准教授・京都フュージョニアリング共同創業者)の核融合エネルギーの供給網に関する見解が、電気新聞「明日への指針」に掲載されました。

記事では、武田センター長が、核融合が「夢のエネルギー」から現実的な選択肢へと移行しつつある現状について、エネルギー安全保障および経済安全保障の観点から論じています。

特に中国が供給網(サプライチェーン)の主導権確保に向け巨額投資を進めていることが紹介され、国際競争が一段と激しくなっている点が示されています。また、核融合が実現した場合には、エネルギー供給構造そのものに大きな変化をもたらし得る可能性についても言及されています。

市場規模・経済効果については、フュージョン産業が将来的に年間1千兆円規模へ拡大する可能性があるとされ、国内経済への波及効果の大きさが強調されています。当研究センターの試算による電源別の経済効果の比較では、核融合エネルギーは太陽光やLNGと比べて国内波及効果が高く、国内波及倍率が1.05倍を超える唯一の電源であること、さらに建設・運用コストの約2.05倍の経済波及効果が生じることが示されています。

当センターでは今後も、学術・技術・政策・実務の知を結集し、フュージョンエネルギーが社会を支え、人々の暮らしを豊かにする未来の実現に向けて取り組みを進めてまいります。

掲載記事はこちらから:

https://www.denkishimbun.com/archives/398907